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「一理」あると思います!

今回は書こうか悩んだ内容なのですが、
個人的に嫌いな「ポジショントーク」になるお話。
要は「時計を売っているからそう思うんでしょ?」的な話なので、
「何だかね~」と思うものの、
たまには良いのかなということで書いてみます。
読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
ちなみに今日も無駄に長いですよ(笑)

先日来店されたお客様とのお話で、
「コロナウィルスの影響で大変だからこそ時計を買う‼」
そう仰る女性のお客様と話が盛り上がりました。

会社を経営されている方なので、
「こんな事態になるなんて」とお気持ちがわかる一方、
そのお客様の業種的に2月からの仕事はほぼ0。
改めてこんな時世で大変な思いをされている方が本当に多く感じます。

幸いなことに国、県、市からの補助金が下りるのは本当にありがたいのですが、
緊急事態宣言が解除されたとは言え、
この状況が続くとなると自分たちも他人事ではいられません。
しかし、
だからこそ「時計を買う」べきなんです。

話しがスッ飛んだように感じますが時計に限る必要はありません。
服でも靴でもバッグでも、
車でもバイクでもカメラでも、
はたまた家でも船でも何でもいいんです。
こんな状況だからこそ自分を盛り上げ鼓舞できることをするべき。
それがたまたま自分の場合は時計なだけです。

そのお客様も
「今は仕事が激減したけれども今の状況がいつまでも続くわけではない。
辛いときでも頑張れるように時計を買いたい」。
その考えには大いに賛同できます。

こんな状況だから不必要なことにお金を使いたくない、
お金を使えない気持ちはよくわかります。
しかし「我慢を続ける」ことは限界があります。
そんな時にストレスが溜まって自分や周りの人を傷付けてしまったら本末転倒。
だからと言って無理に買い物をしろと言っているわけではありません。
ただ自分自身の気持ちを高められるのであれば、
何かにお金を使うことは決して悪いことではないと思うのです。

一応、緊急事態宣言が解除されたので少しづつお店も開いています。
もしかしたらまた緊急事態宣言が発令されるかもしれませんが、
そうなった時でもがんばれる何かをお店に伺って手に入れておくことは、
長い目で見ればその時の「想い」も形に残せるのだと思います。
「コロナウィルスで辛かったけどこれがあったから頑張れた」
「未曽有の自粛生活も耐えることができたのはこれのおかげ」
そう思えるのであれば良いですよね?

「じゃぁお前はどうなんだ?」と言われそうですが、
そんなこんなで悩みに悩んでいた時計をそろそろ行ってやろうかと思っています。



以前から予告していたグランドセイコー1st。
先日のブログでも紹介したネイビーのブレザーとあまりにもハマりが良い。
あのブレザーもコロナウィルスが騒がれ始めたころにオーダーしたもので、
それで馴染みのテーラーやその周りの人たちへ少しは役に立てたと思いますが、
最高に相性の良い時計と言えばこれしか思い浮かびません。

実はこのグランドセイコーは敢えて状態が今までよりも劣るものを仕入れました。
というのも自分用にそろそろと悩みに悩んで今まで買わなかったのですが、
状態が劣る分、少しは仕入れが安かった。
だから販売価格もいつもよりは優しめにしていました。

それと自分用の時計はどちらかと言えば「状態がそこそこ」くらいが好み。
ピカピカで状態が良いものも悪くはないのですが、
ヴィンテージ品なんだから少しくらいは「他人の垢」が付いているくらいがカッコいい。
そんな感覚を持っているので、
今回のグランドセイコーはかなりドツボなんですね。

ちなみにこの次のストック分として状態の良いものを探してもらっています。
もしかしたら近日中には入荷するかもと連絡を頂いているので、
入荷したらホームページに掲載しますが…値段はかなり高くなりますよ。
恐らく45万円前後の販売価格となりますので、
30万円台での入手は今回が最後になるかも。

ここまで読むと完全に「時計を売りたいだけ」と捉えられても仕方がありませんが、
一方では「我慢ばかりで何が楽しい?」という考えもできると思うのです。
そこには正解も不正解もありません。
ただ生きて行く上で自分が心の底から「楽しい」と思えることが一番ではないでしょうか?
自分の心の声に耳を澄ませたときに、
僕には「ブレザーとグランドセイコーの組み合わせ最高じゃん‼」と聞こえました。

ここからは余談なのですが、
「ブレザー」に「白パン」は今や定番の組み合わせ。
その白パンはかれこれ25年近く愛用しているアイテム。
買い替えた数は数知れずですが、
初めて白パンを買ったのは中学生の頃。
広島の繁華街にある国産ブランドのお店のショーケースで発見したのが初めて。
そのお店の客層は恐らく30代以上。
普通そんなお店に中学生が来たら驚きますよね(笑)

その頃は中学生とは言え何もわかっていないので、
とりあえず白パン欲しさに色々なお店を回っても売っておらず、
唯一そのお店にだけ置いてありました。
恐る恐るお店に入店すると…
「お店の人がめちゃくちゃ美人(笑)」

当時20代以前半くらいの女性の方でしょうが、
中学生から見た20代はとにかく「オトナ」で、
気さくに話しかけてくれるので完全にヤラれてました(笑)
その後その人目当てに何度も通ったことは言うまでもありませんね(笑)
少ないお小遣いを貯めて何回か買いに行ったものの、
お店が無くなってしまったので、
その方とはそれ以来会うことはありませんでしたが、
今みたいに通販なんて主流ではなかった時代の良い思い出です。

何かが好きでそれを突き詰めていけば楽しいこともたくさんあります。
確かにお金も大事ですが、
それ以上に「経験」は何物にも代えられません。
自分の世代は今のように情報を手に入れるのは雑誌かお店くらいしかなく、
実際はお店の人に色々教えてもらって情報を得ていた部分がほとんどです。
ある意味で一番アナログな手法かもしれませんが、
自分の足で探して自分の耳で聴き、
そして自分の目で見て触れる。
五感を使って情報を自分から獲得していくしか方法がありませんでした。

それが良い悪いではなく、
「できることをフルにやってみる」のも良いかもしれません
それは一方で「時間や労力のムダ」かもしれませんが、
一方では自分だけの「特別な価値」を生み出すかもしれません。

自分の場合はファッションに興味を持って、
本当に多くの方々から享受させていただきました。
中学生の頃に出会った女性スタッフの方にも、
ファッションに興味を持って行動しなければ出会えなかった。
それは特に何にも発展しなくても、
そういった経験があったからこそ今が楽しく思えるのかもしれません。

否定的に物事をとらえるのは自分自身。
それであればほんの少しでも肯定的になれた方が人生は「絶対」に楽しい。
こんな時だからこそそう思えました。

Blur - Song 2


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