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気持ちはよくわかります。

お気に入りの時計を傷つけてしまいケースには深い打痕が。
大切に使っているお気に入りだからこそキズは気になるもの。
もちろん修理はできるのですが、
「研磨=表面を削る」ことになるので、
個人的には「もったいない」と思うのです。
このキズの深さなら新品仕上げで十分綺麗にできるのですが、
18金素材は削った粉=砂金となるわけで、
それは作業の段階でお返しすることができないのと、
今回仕上げをして綺麗になっても、
また傷つけたら気になりますよね?
その度に新品仕上げをしていたらケースの形が変わります。
大切にしている気持ちは重々伝わりましたし、
そうやって大事にしてくれるお客様に時計を買って頂いたことは何よりも嬉しい。
でも不必要と判断した修理を行っても誰も喜びませんので、
今回の作業依頼はお断りし様子を見て頂くことになりました。
ウチのお店では外装の仕上げは持ち込みの修理で依頼があればやりますが、
販売した商品は仕上げを行っていたり、
ケースコンディションが良いものを販売しているので、
次回のオーバーホールのタイミングか、
その次のタイミングで新品仕上げを推奨しています。
時計の「キズ=愛着の深さ」と捉えてもらえると幸いです。
なので今回はお客様に説明し、
ご納得いただいて時計は返却しました。
こうやってちょっとしたことでご相談下さることも有難いことですし、
何より時計を大事にする気持ちをお持ちいただけて本当に良かった。
ウチで販売した時計は保証内外に関わらず全てしっかりとメンテナンスの対応をしております。
ウチのお店で「買って良かった」と思ってもらえるよう、
何かあればいつでもご相談くださいね~‼
カテゴリ:
2019年11月27日 17:56
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